今年最初の手帳特集は日経WOMAN『なりたい私に近づく!最高の手帳!』。3部構成
58ページ。
まずは媒体資料で雑誌のテーゲットを確認。読者の7割が34歳以下未婚ということを踏まえて読んでみよう。
特集インタービューは『とと姉ちゃん』高畑充希。セリフを覚えるためのノート術を公開。
Part1は『ONもOFFも充実している女性の手帳を公開!』。まずは事務、営業、デザイナーなど9人の事例を紹介。ONとOFFを充実するために手帳を分けたり、同僚や部下のスケジュールも自分の手帳に書く工夫をしている。共同で仕事するということは、他者の予定により、進捗が大きく変わるのでグループウェアは確認するようにしたい。
『時間が3倍になる「フセン手帳術」』では、ToDoをすべて付箋紙に書き出し、日々に割り振っている手法を紹介。いつまでたってもはがせない「お化けフセン」の退治法は参考にある。3日寝かしちゃったのは退治する習慣をつけたい。
手帳メーカー日本能率協会マネジメントセンターの『余裕が生まれる!スケジュールの書き方&組み方』は使える情報ばかり。
『あなたにぴったりの手帳、教えます!』は、写真が小さいし、それほど目新しいものはなかったかな。
途中、三戸なつめのインタビューがあるけど、内容より手に持っている角にリングのあるスケッチ帳?が気になった。
Part2『私たち、「毎日の記録」で夢がかないました!』では、断捨離、ダイエット、資格合格を実現するためモチベーションを維持する手帳術を紹介。デイリーレビューは誰も途中でいやになってしまうので、手帳の出番だ。
Part3『手帳をもっとかわいくする“簡単”アイデア集』。デコ技は男でも少し取り入れたい。
特集の全体的な印象は、理詰めでもなく、将来の目標でもなく、今の自分に役だつ手法を掲載している。「なりたい私」としてはちょっと残念な気もするけど、目標を押しつけられたくない世代だから、これくらいがちょうどよいのかも。
今年の手帳を句集はこれを基準に読んでいきたい。