今一番元気な少年漫画雑誌は『週刊少年チャンピオン』じゃないだろうか。その中でも注目(というか立ち読み)しているのが『刃牙道』と『ドカベン ドリームトーナメント編』。この二つの漫画、楽しみ方が変わっている。

『刃牙道』では、現代によみがえった宮本武蔵に、多くの格闘家たちが挑むも歯が立たない。今度の相手は合気の達人•渋川剛気。渋川は友人・烈海王の憂さ晴らしに不意の一撃を見舞い、剣豪対合気の達人の戦いが始まる。

『ドカベン ドリームトーナメント編』では、セリーグに2球団増えたことを記念して開催されたトーナメント大会が始まる。水島新司のキャラ総出演で、ドカベン山田太郎のいる東京スーパースターズに挑むも、東京スーパースターズは勝ち進み、広島東洋カープとの準決勝を迎えた。そして、ついに広島東洋カープのブルペンには水原勇気の姿が現る。

さて、この二つの漫画、試合という形をとっているけど、宮本武蔵にしろ東京スーパースターズにしろ、絶対に負けない。負けるはずがない。

宮本武蔵は主人公・範馬刃牙との再戦までは、憎いくらい強いだろうし、東京スーパースターズも決勝戦(で勝つ)まで負けるはずがない。いくら広島東洋カープがリードして水原勇気を投入しても必ず打たれる(『野球狂の詩VSドカベン』でも、山田太郎に同点満塁ホームランを打たれている)。

この絶対に負けない戦いに、負けるほうに少なからず肩入れしながら読んでしまって楽しんでいるところに、内なる日本人的メンタリティを感じてしまうね。

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